『脱Excel』のソフトな痛みを感じた Japan IT Week 春 後期

楽譜の通信販売店アムレスの店長、そして teffs.jp でSE的お仕事を始めようとしている 山崎 代三です。

令和10連休GW明けの 5月8日、 東京ビッグサイト(青海棟、西展示棟、会議棟)で行われた、『Japan IT Week春 後期』に行ってきました!

そもそも Me は何しに東京へ

今回の目的は、お仕事的には二つあります。

一つは、『楽譜の通信販売店アムレス』に利用できそうなサービスの調査。

そしてもう一つは、この事業(teffs.jp)を行うための市場調査です。

Japan IT Week 春 後期 とは

『Japan IT Week 春 後期』とは、リード エグジビジョン ジャパン株式会社さんが主催されている、ビジネス(商談)目的のIT関連の展示会です。

ITに関するビジネスが複数のテーマに分けてブース配置されています。(よくもこんなに多くのカテゴリーがあるものだと関心します。)

  • ビッグデータ活用 展
  • クラウド コンピューティングEXPO
  • ソフトウェア&アプリ開発 展
  • AI・業務自動化 展
  • 情報セキュリティEXPO
  • データストレージEXPO
  • データセンター展
  • Web&デジタルマーケティングEXPO
  • 店舗ITソリューション展
  • モバイル活用展
  • 通販ソリューション展

そして、展示と同時に、特別講演も開催されています。

今回は、データセンター展 以外はほぼすべてのブースを見て回りました。

また、特別講演は『ソフトウェア開発の未来』ということで2名の方の講演を聴いてきました。

成果

大規模な展示会の見学は昨秋の『楽器フェア』以来でしたが、業界で働いている人に接することができますし、その業界を俯瞰できるので、モチベーションの維持には良いですね。

偶然、地元滋賀県内の知人にも会えました。お勤め先がブース出展されていました。

『楽譜の通信販売店アムレス』で利用させていただけそうなサービスは見つけられなかったのですが、いくつかサービス改善のアイデアを得ることができました。(ビジネス目的の展示会なのに申し訳ないです。)

心に残ったキーワード

EXCEL, RPA, AI, 自動化, 働き方改革, チャットボット, メール

感想

全体的に日本の会社が多かった印象です。欧米系の大手をほとんど見なかったのが意外でした。(Salesf○rceさんとか、ありませんでしたね……。)

モバイル活用展に『端末・周辺機器ゾーン』というのがありまして、そこは中国企業ばかりが密集しておりました。

諸外国のパビリオンブースもありましたが、南米系やインド系の企業は出ていなかったような気がします。

そして実は特別講演『ソフトウェア開発の未来』にとても期待していたのですが、あまり未来を感じることができませんでした。

展示会での Excel 連呼(「今 Excel で行っている作業が云々」≒脱Excel)が聞こえるにつれ、「IT化はまだそこだったのか」との思いが頭を過りました。

付属調査 ノベルティグッズナンバーワンは?

ペンに始まる文具、スナック菓子、スマホスタンド、団扇、布袋など、ノベルティグッズの配布攻勢がもの凄いですね。

ノベルティグッズを配布している会社の割合は、楽器フェアよりも明らかに多いです。

入場してすぐは、コンパニオンの女性に微笑みかけられながら「どうぞ〜」と差し出されたグッズや資料を、「はいはい〜」とか言いながら (&ニマニマしながら) 受け取っていたのですが、これでは余計な資料やセールスが増えるだけだと反省し、基本的に気になったサービスの資料だけを受け取るようにしました。

ノベルティグッズを受け取った瞬間、会話も無しに名札のバーコードをスキャンされたり……。ちょっと恐いですね(笑)。

私はいただきませんでしたが、私が見た中で一番高そうなノベルティは、S○Yさんのドリンクボトルでした。S○Yさんは東京駅での広告も大々的ですね。(これ以上はえげつないので自粛。)

まとめ

あれだけ Excel が連呼されているということは、まだまだ IT 化の余地があるということですから、teffs.jp のお仕事的には安心材料ではあります。

来年の1月に『Japan IT Week 関西』が開かれるらしいので、もしかしたら行くかも知れません。

リンク集

Japan IT Week 春 – すでに2020年の案内に切り替わっています。仕事が早い!
Japan IT Week 関西 – 関西ならではのサービスを見つけられるでしょうか?!
スタジオ・ウミさん – 滋賀県に開発拠点あり。Drupal 専門。
楽譜の通信販売店アムレス – 弊社の EC サイトです。

初心者に優しい Kansai WordPress Meetup@京都

画像はイメージです

スタスタ、ドキドキ。

この年齢(55)でも、初参加・初対面の人ばかりのイベント参加にはドキドキするんです。

だいたいにおいて、場所が京都の烏丸四条の町家にあるコワーキングスペース。Google Mapがあるにしても京都独自の住所表記法の上ったり下ったり……たどり着けるんやろか……。

一緒に京都に来た妻と娘とマンガミュージアムの辺りで別れ、なるべく大股でスタスタと早歩きしまして、案の定、GoogleMapさんのピンポイント位置は建物からずれておりましたが、なんとか、開催時刻までに着座できました。

会場である『コワーキングスペース 京創舎』さんのイベントスペースは満席で、とても良い感じでイベントが始まりました。(そしてこの記事を書いている今に思う、写真を撮っておけば良かった……。)

そもそも Me は何しに京都へ?

2012年までは WordPress version 3 でアムレスのブログサイトを運営していたんです。

その後、ECシステム変更のためそのブログサイトを閉鎖し、ECシステムのブログプラグインを使い始めたのですが、イマイチ使いづらい。(プラグインの更新をサボっていたことも原因の一つです。)

今年になってやはり ブログサイトがある方が良いのではないかと思いたち、Blogger で立ち上げたんです。

で、このサイト teffs.jp を作るために 4月に WordPressを触ったのですが……。やはり WordPress は Blogger よりも使い勝手が良い。

Web 周辺の仕事を始めたら WordPress を避けて通るわけにはあかんな〜。これはもう少し WordPress を勉強せなあかんな〜。

と思っていたら、いつの間にやら WordPress のダッシュボードに、京都で開催されるイベントの案内が出てきているではありませんか!

(ダッシュボードのイベント案内でこのイベントを知った方が何名もいらっしゃいました。)

ということで、連休の最中ではありますが 2019年5月5日(日)、CMSで現在シェア No.1(6割!)と言われている WordPress の現状を探るために MeetUp が開催された京都まで行きましたんです。

それでは、イベントの概要をご紹介〜。

自己紹介タイム

後から遅れて参加された方も数名いらっしゃいましたが、とりあえずこの時点の参加者はコーディネイターさんや私を含めて20名。この20名で、簡単な自己紹介タイムがありました。

WordPressでのサイト構築をお仕事にされている方、仕事用のウェブサイトを WordPressで構築している方など、いろいろな立場の人がいらっしゃいました。

地域的には京都、大阪の人が多かったです。あとは神戸。滋賀からは私を含め2名!

トークセッション

#1 進め!テーマ作成の道

by Hさん(Web Creator)

初心者の人が WordPressのテーマ作成のために何をどうしたらええんかな、という、今の私の状況にドンピシャのお話でした。

キーワードメモ:flywheel, WordPress Codex, functions.php, Theme Check プラグイン, テーマユニットテスト(ダミーデータ生成), 英語, スプラトゥーン

#2 WooCommerce のテーマカスタマイズ

by Tさん(WooCommerce コアコントリビューター)

コアコントリビューターさん&ECサイト構築歴が長い、ということで、テーマのカスタマイズ以外にもいろいろなお話を伺えました。

キーワード:公式推奨方法と非推奨方法, YouTubeにチュートリアル, セキュリティ, コアアップデート, プラグインの信頼性, 保守契約, ステージング, 商品点数, WooCommerce MeetUp, 英語, 東京集中

交流会

トークセッション後の交流会では参加者の一部と直接お話ができました。和気あいあいとして良い雰囲気だったと思います。

WordPress 初心者さんが多いのであまり専門用語が飛び混じらず、会話に入りやすかったのも助かりました。

今回お話ができなかった方とは、次回以降にぜひお願いいたします。

まとめとお礼

トークセッション開始前に全員の自己紹介があったのは助かりました。また、イベント全体を通して初心者への配慮が随所に感じられました。

イベント運営者のお二人とトークセッションをされたお二人に感謝いたします。

リンク集